大腸がん(癌)の症状・検査・手術・治療法を解説。

大腸がんの症状<結腸がん>

●大腸がんの症状

大腸がんは早期のガン、または腸の内側の粘膜のごく浅いところに出来た小さな大腸がんの場合、お腹が痛くなったり、お腹が張ったりするような症状はありません。そして早期ガンは2cm以下の小さなものがほとんどです。つまり早期ガンには目立った症状がないので、その状態のうちに見つけることがなかなか難しいと言えます。なので定期健診こそが早期ガンを見つけるための重要な方法なのです。

早期ガンの時期を過ぎた大腸がんの代表的症状は、血便、便秘、下痢、腹痛です。

●ガンが出来た場所ごとの症状

<結腸ガン>

盲腸や腸の上のほうの上行結腸(じょうこうけっちょう)と呼ばれる部分にガンが出来た時、その部分の腸の内側が広いこともあり、便通に関する症状が起きにくいです。また、そこで出血しても排便までの時間が長いので気づきにくいでしょう。

大腸ガンが進行するとガンの腫瘍が大きくなり、腹部腫瘤(ふくぶしゅりゅう)と呼ばれる腹部のしこりや、大腸で大量出血したせいでの貧血、全身がだるいという全身倦怠感があって、はじめて自覚することが多いです。これくらい大腸ガンが進行していると、ガンの腫瘍が腸の内側を塞いでしまっているので、お腹がパンパンになっているような張っているような腹部膨満感(ふくぶぼうまんかん)があったり、無理に排便をしようと踏ん張った結果、腹痛があったりします。

腸の下のほうの下行結腸(かこうけっちょう)や、S字結腸と呼ばれる部分にガンが出来ると、腸の内側の広さ、内腔がガンの腫瘍で狭くなるので便通に関する異常が顕著にあらわれます。
便秘になったり、一定の時間をおいて起こったり止んだりする間歇的(かんけつてき)な下痢になったりします。場合によっては腹痛や、おならも便も出ない腸閉塞(ちょうへいそく)のような症状があらわれることもあります。
比較的肛門に近いところなので、出血すると便が明らかな血便になりやすいので腸の中での出血が発見しやすいです。

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